最近では、組織マネジメントを語る上で、メンタルヘルスや心理的安全性という言葉が第一に上がり、
パワハラを始めとするハラスメントを犯さない為には、という論調の記事が氾濫しているように感じる。
しかし、組織マネージャーとしては、自らの担う役割の中で最大限の成果を出したり、
業績を残すことも重要であり、そこにこそ、最大のやり甲斐を感じる人も少なからずいると想像する。
こういう書き方をすると、「ハラスメントを回避すること」と「最大限の成果を上げること」が、
対極にあるかのような書き方になってしまうが、実際には両立が重要であり、
どちらかだけを成り立たせれば良いという話でないことは当たり前だと思うので、
200人規模のIT企業において、ここまで15年以上の間、組織をマネジメントする立場で
仕事をしている者として、日々のことを書いていきたいと思う。
ちなみに当社の離職率(定年退職含まず)は、私がデータ入手できたこの10年間分を見ても、
ほぼ毎年、3%未満である。
※正直に言うと、この記事を書き始めるに当たって調べた結果、まさに今年度(2023年度)の離職率が
3.5%となっており出鼻をくじかれた感があるのだが・・・。
まぁ、何はともあれ、世の中的には低い離職率なんだろう、という前提で、
日々のマネジメント生活について書いてみたいと思う。
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