マネジメントの仕事をしていて、心掛けていることがいくつかあります。
今日は、その1つについて書こうと思います。
それは「マネジメントは〖決めること〗が仕事」であるということです。
ビジネスをしていく中で、決断を迫られるタイミングは多いですが、
その決断1つ1つが、必ずしも成功するとは限らないし、失敗だったなと思う過去の決断もあります。
また、中には成功か失敗かもハッキリしない、フワッとした終わり方をすることだってあります。
それでも、決断することで、物事が前に進み始めます。
20年近くもマネジメントをしていると、判断や決断をするタイミングは無数にあり、
その都度、ストレスを感じるなんてことは少なくなってきますが、
なりたての頃は、大きなストレスでした。
決断した結果、失敗したら、会社やメンバーに迷惑をかけるのではないか、
そもそも、開発経験も乏しい自分が、開発プロジェクトの重要な判断をすることが出来るのか。
考え始めたらキリがありません。
判断をする為には、材料が必要。
材料は、自分の経験だけでは足りないから、結局は有識者から集めるしかない。
と考えると、自分自身の経験だけで判断材料が十分になることなんてほとんど無く、
いかに、正しくて、新鮮で、判断するに足りる材料を、仲間や情報ソースから集めるかが重要になってくるんです。
そして、材料が集まったら、〖決めること〗が重要です。
今、集められる材料を集める。
制限時間があるならば、そこまでに全力で集めた材料で決める。
部下は上司の決断を待っています。
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